東洋医学的感情の治療「悲しみ」

人のカラダの症状と感情は現代医学では直接的な関係はあまりないと言いますが、それでもその症状が出た原因はストレスですね~とか言われてしまったり正直どっちなんだろうと思われる方は多いのではないのかなと考えています。

古典鍼灸の世界では人のカラダを見るときにその症状となる原因は何なのか?そしてどういう経過をたどってそのような症状が出てしまったのか?などありとあらゆる繋がりを考えて原因を探っていきます。それが外からの問題(ウイルスや菌)であったり、内側の問題(不摂生、疲労)であったり日常生活におけるストレス(感情)であったり…。

今日はその中でも「悲しみ」が及ぼすカラダへの影響を書いていきたいと思います。

東洋医学では悲しみを感じてしまうと陽気が停滞したり熱がこもったりすると考えています。
古典の文章の中に『悲しみは肺を傷る』と書いてあります。

肺は気の流れに影響し、この気の流れが滞ったり、うまく発散できないといつまでも内攻的になったりして、なかなか良い方向へは行きません。また鼻詰まりやのどの不調、咳など風邪症状に似たものが起きやすくなるとも考えられます。

 

施術は悲しみの原因を直接取り除くことは難しいため、気の流れを生み出すことや肺の働きを高めることを考えて施術していきます。また体力的にある程度回復していれば軽めの運動なども行えると良いと考えます。そうすると直接的な原因を取り除くことはできなくても、意外と気分がスッキリしたり、悲しみの原因となったものに対して違う視点でみれるようになったりして怒りにくくなったりします。

なかなか感情の問題は自分一人では解決しづらいですが、カラダの治療を通して向き合ってみることも良いのではないのかなと考えています。

 

 

 

 

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PMSの症状が楽になりました。

お客様写真

長年、PMSの症状で悩まされていました。お薬を頼ってもなかなか調子が良くなりにくくてそこで鍼灸を受けてみようと思いました。
少しづつ調子が良くなっているのを実感しています。PMSの様々な症状も落ち着いてきました。
今後も体調管理のために続けていきたいと思っています。

30代女性/愛知県/会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

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