古典鍼灸-花粉症に対する考え方。治療篇

【花粉症の鍼灸治療】
・古典鍼灸で考える花粉症の症状での分類
古典鍼灸では花粉症の症状を「寒」と「熱」に分類して考えます。
大まかに言えば、花粉症は「寒」に分類されます。
「くしゃみ」や「鼻水」と言った症状は、体が冷えた時に現れる症状です。
冷えたという証拠に、花粉症の方は、冷え症で低体温、低血圧の方が多いです。
そのため、花粉症は体が冷えている人がと発症しやすいという特徴があります。
しかし、人のカラダはは冷えたままでは都合が悪いので、冷えを追い出そうとして熱を発生させます。
熱は主に、胸から上の上半身に持ち、のぼせた状態になります。 体は熱いのですが、足先は触ると冷えています。
男性や若い方の花粉症に多いタイプです。手足は冷え、頭は熱い「頭熱足寒」と言う状態になるのです。(健康な状態は「頭寒足熱」です)

頭に熱を持つとのぼせる為、鼻粘膜は充血し、「鼻が詰まる」「鼻が詰まって頭がボーとする」と言う症状が主になります。

また、「目のかゆみ」ものぼせによる症状です。「痒い」と言う事は、組織が部分的に熱を持っている証拠です。
組織が充血し、血液が集まり、触ると熱感を感じます。掻けば掻くほど組織は充血し、症状は悪化します。
のぼせて充血し熱を持っているところに「アレルゲン」と言う異物が侵入することによって「炎症」を引き起こしやすい状態になります。
・古典鍼灸で考える花粉症の施術の仕方
治療は体全体の調整から始まります。脈を診ながら問診します。
そのうえで熱の停滞を起こしてしまった原因を探り、体が四季に適応できるような状態にします。
体が冷えて花粉症の症状のタイプの方は血行を良くし、体を温め、循環の良い体調づくりを目指します。
体に熱がこもっている方は、主に胃、大腸などの消化器系に熱がこもるため、胃、大腸の循環を良くするように調整をします。
消化器系に症状がある事は多く、胸やけやゲップ、口内炎、便秘、唇が荒れるなどの症状は、すべて消化器系の熱による症状と考えることが多いです。もちろん暴飲暴食も消化器系に熱を持つ原因になります。
治療はハリで経絡の気の流れを調節し、熱の滞りを少なくしていきます。
残った熱は、直接鼻に通じる経絡にハリをし、取り去ります。
ハリは、気の流れの調節ですので深くは刺さずにやわらかい刺激です。
最後に、お灸で残った熱感を取っておしまいです。
この場合のお灸も、熱くなる前に取るお灸です。
花粉症に対する鍼灸はこの考えがベースになっています。

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PMSの症状が楽になりました。

お客様写真

長年、PMSの症状で悩まされていました。お薬を頼ってもなかなか調子が良くなりにくくてそこで鍼灸を受けてみようと思いました。
少しづつ調子が良くなっているのを実感しています。PMSの様々な症状も落ち着いてきました。
今後も体調管理のために続けていきたいと思っています。

30代女性/愛知県/会社員

※お客様の感想であり、効果効能を保証するものではありません。

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