筋力をつけることによって自律神経の乱れが整う理由

自律神経を整える中に運動や気力トレーニングなどがあります。
ではなぜ筋力をつけると自律神経が整うのか？その理由を今日は書いていきます。

1. 筋肉がエネルギー源になる
2. 筋肉が自己治癒作用を促進する
3. ホルモンバランスが改善される

1. 筋肉がエネルギー源になる

筋肉は、エネルギーの不足時に脂肪を燃焼してエネルギーを生み出し、筋肉を動かすエネルギー源として機能します。訓練によって筋力をつけると、多量のエネルギーを消費することができます。
したがって、筋肉の量が増えると、脂肪燃焼が促進され、身体の代謝が高まります。その結果、自律神経が安定し、ストレスを軽減することができます。

2. 筋肉が自己治癒作用を促進する

筋肉には、損傷や炎症などの痛みを和らげる自己治癒能力があります。筋力トレーニングによって筋肉量が増えると、自己治癒能力を強化することができます。
また、筋肉は血流を促進する役割も持っています。筋肉トレーニングを通じて筋肉量を増やすと、血流が改善され、身体の代謝が高まります。体内の老廃物が取り除かれ、自律神経乱れが修復されることができます。

3. ホルモンバランスが改善される

筋力トレーニングが引き起こす筋肉の収縮に伴い、体内でホルモンの分泌が促進されます。特に、テストステロンの分泌が増加することにより、筋力が向上し、筋肉量が増加します。
テストステロンは、性的特徴や骨密度、筋肉量を維持するために重要ですが、ストレスレベルが高いと分泌が低下することが知られています。したがって、筋肉量を維持し、筋力を強化することは、自律神経のバランスを整えるうえで重要な役割を果たします。

以上の3つの要点をまとめると、筋肉を鍛えることによって、身体の代謝が高まり、自己治癒能力が強化され、ホルモンバランスが改善されることが知られています。これらの効果によって、自律神経の乱れが整い、ストレスが軽減されます。

当院でもカラダの調子がある程度回復し、カラダを動かしても良いかなと思われる方にはエクササイズのご提案をします。自分で筋肉に働きかけることにより良い状態を作り上げること、そしてその状態が長続きしやすくなるからです。

是非、この記事のことを参考にしていただけると嬉しいです